金庫の種類②

耐火キャビネットやデータセーフ金庫、投入金庫の説明

耐火キャビネット

教育機関関連の書類や各種法定文書などの重要書類を火災による焼失から守ることを目的としたキャビネットです。この部分は耐火金庫に通じるものですね。なお、A4とB4の2種類のサイズがあって書類整理がしやすく、かつ、引き出しタイプで取り出しやすいように設計されています。

データセーフ金庫

一般的な耐火金庫においては火災時などでも金庫内の温度を177度以下に抑えるという基準になっているため、メディアのデータが消失してしまう危険性があります。なぜなら磁気メディアは60度前後でデータが消えてしまう確率が高いからです。これに対してデータセーフ金庫は内部の温度を53度未満に、そして湿度を80%以下に抑えて、敏感な磁気メディアを保管することを目的としています。まさに磁気メディアに特化した保管庫ですね。

投入金庫

耐火性能を併せ持ち、お金を収納する際にその扉を開くことなく上部の投入口からポストのように投入する事ができる金庫です。営業中はもちろんの事、閉店後の夜間など管理者が不在の時でも集金する事が可能であり、現金の管理業務を合理化するのにぴったりです。飲食店やコンビニ、銀行などの金融機関でよく使われています。